デザイン力・技術力
この小さめのマイクログラフトに対し、3〜6本程度の毛髪を含んだやや大きめのグラフトをミニグラフトといい、目立ちにくい部位に移植することでボリュームを出すことができるようです。後頭部のドナーを切り取った部分は長辺を引き合わせ縫合すのです。女性も自毛植毛を受けることは可能なのだそうです。ただし、男性に比べてより慎重に植毛を検討する必要があるようです。
まず、出産をきっかけとしたホルモンバランスの変化で、髪が全体的に薄くなっている方に関しましては、ドナー部位も薄くなっているため自毛植毛には向かないようです。最後に、ヘアラインの剃りこみ部が後退している場合ですが、この場合は自毛植毛に向いているようです。ただし、女性の場合産毛や細い毛によりヘアラインが構成されていますので、デザイン力・技術力が現場の医師・スタッフに求められているようです。自分の毛髪を薄くなった部分に移植する治療法を自毛植毛というのです。
我々形成外科医の間では昔から植毛術を行っていたが、それは病的なケースや怪我などによる局所的な頭髪の欠損に対してのものが多かったようです。時代は変わり、現代は生活の質、コンプレックスを無くす意味での植毛術が盛んに行われるようになっているようです。健康な人に対する移植医療であるからこそ、高い安全性と確実性が求められる分野であるようです。
欧米では早くから研究が進み、自毛植毛は安全な治療として確立されつつあるようです。後頭部の毛髪は、男性ホルモンの影響を受けにくく、前頭部や頭頂部がどんなに薄くなっている人でもしっかりと残っているようです。この生命力の強い毛髪を生きたまま移植する治療が自毛植毛である。自毛植毛には様々なメリットがあるが、万能な手術ではないようです。やはり移植本数には限界があり、遺伝的な素因などを考慮して患者に合った無理のない移植計画を立てる必要があるようです。
Category : 自毛植毛